2024/12/16 18:06
使わなくなった衣裳タンス1点を家具3種類4点にリメイク
家具・建具・造作のオーダー・リメイク・修理/メンテナンス【OJIKI工房】
お客様から「使わなくなったワードローブを使って新しい家具を作り、今後も使い続けることが出来るようにすることはできないか」とのご依頼を受け、家具3種類(収納棚 / 全身鏡 / スツールx2脚)の合計4点にリメイクしたご注文をご紹介します。
「思い出のある家具だけど、今の暮らしには少し大きすぎる…」
「捨てるのはもったいないけれど、このままでは使えない…」
といった、お客様の大切な思いを、これからの暮らしに合った家具として再び活躍できるようにするのが「リメイク」です。

🔸目次
1. 長年使用してきた愛着のあるワードローブ
2. 思い出の木材を活かすための加工・補修
3. 新しく生まれ変わった3種類の家具
4. 新しい木材と組み合わせても自然な仕上がり
5. 家具リメイクだからこそ生まれる、新しい価値
その流れの方が、読者にとって「なぜリメイクすることになったのか」「どんな状態だったのか」が先に伝わるので自然です。
1. 長年使用してきた愛着のあるワードローブ
今回リメイクのご依頼をいただいたのは、お客様が長年大切に使われてきたワードローブです。
毎日の暮らしの中で洋服を収納し、ご家族の思い出とともに長い年月を過ごしてきた家具でした。
写真からも分かるように、家具本体はしっかりした造りで、扉や框(かまち)のデザイン、ガラス部分などには当時ならではの趣があります。一方で、長年使用してきたことで細かな傷などが見られ、一部には経年による劣化もありました。
2. 思い出の木材を活かすための加工・補修
家具リメイクでは、元の家具の木材をどれだけ活かせるかも大切になります。
まずはワードローブを丁寧に分解し、再利用できる部材を一つひとつ確認しました。
使用できる部分を選びながら、扉材・側板・ガラス扉・枠材などを再利用し、新しい家具の部材として生まれ変わらせていきます。
また、長年使われた家具には、傷や擦れ・汚れ・金具を取り付けていた跡・加工穴や欠けなどが残っていることも少なくありません。
今回も、傷んだ部分を丁寧に補修し、必要に応じて新しい木材を組み合わせながら加工を進めました。
特にガラス扉は、不要な加工跡を補修し、新しい家具に合わせてサイズや形状を調整していきます。
さらに、新しく製作した部材についても、元の木材の色味や木目に自然になじむよう着色・塗装を施しました。
こうした細かな工程を積み重ねることで、「元の家具らしさ」を残しながら、新しい暮らしに合った家具へと生まれ変わらせていきます。
3. 新しく生まれ変わった3種類の家具
ワードローブ1台から、用途の異なる3種類、計4点の家具へリメイクしました。
| リメイク後の家具 | 特徴 |
|---|---|
| 収納棚 | 元のワードローブのデザインを活かし、高さを調整して使いやすい収納家具へ。 |
| 全身鏡 | 鏡付き扉を再利用し、新しい脚部を製作してスタンドミラーへ。 |
| スツール(2脚) | 扉の部材を座面に使用し、ご希望サイズに合わせて製作。 |
それぞれ用途は異なりますが、木目や色合いが共通しているため、お部屋全体に統一感が生まれます。
◎小型の収納棚
収納棚は、ワードローブの面影を残しながら高さをコンパクトにしました。
洋服収納としてだけでなく、
・バッグ収納
・コート収納
・リビング収納
など、さまざまな用途で使いやすいサイズになっています。
◎全身鏡
鏡付き扉を活かし、全身鏡としてリメイクしました。
鏡部分はそのまま使用しながら、全体のサイズを少し調整。
脚部は新しくナラ材で製作し、安定感とデザイン性を兼ね備えたスタンドミラーになっています。
玄関や寝室などにも置きやすいサイズです。
◎スツール2脚
スツールの座面には、ワードローブの扉材を使用しています。
脚部は新たにナラ材で製作し、お客様ご希望のサイズに合わせて仕上げました。
同じ家具から生まれたスツールなので、収納棚や全身鏡と並べても統一感があります。
4. 新しい木材と組み合わせても自然な仕上がり
リメイクでは、新しい木材を追加することも少なくありません。
今回は、以下のアイテムに新しくナラ材を使用しています。
全身鏡の脚
スツールの脚
新旧の木材を組み合わせても違和感が出ないよう、色味を一つひとつ調整しながら着色・塗装を行いました。
どこが新しい部材を使用しているのがなるべくわからないように、自然な仕上がりにいたしました。
5. 家具リメイクだからこそ生まれる、新しい価値
家具リメイクは、傷んだ家具をきれいに直すだけではありません。
今の暮らしに合わせて形や用途を変えながら、大切な家具をこれからも使い続けられることが大きな魅力です。
今回も、1台のワードローブから、洋服収納・全身鏡・スツール2脚へと、3種類4点の家具へと生まれ変わりました。
思い出の詰まった木材や扉、ガラスなどをできる限り活かしているため、新しく作った家具でありながら、どこか懐かしさを感じられる仕上がりになっています。
「処分するしかない」と思っていた家具も、リメイクによって暮らしに合った新しい家具として活躍できる場合があります。
既製品にはない思い出や歴史を受け継ぎながら、これから先の暮らしにも寄り添ってくれる家具になること。それが家具リメイクならではの大きな価値です。
リメイク前とリメイク後の比較
| リメイク前 | リメイク後 |
|---|---|
| 大きなワードローブ1台 | 収納棚・全身鏡・スツール2脚の4点 |
| 使う機会が少なくなっていた | 暮らしの中で毎日使いやすい家具へ |
| サイズが大きく設置場所が限られる | 用途ごとに配置しやすいサイズへ |
| 思い出はあるが使えない状態 | 思い出を残したまま新しい家具として活躍 |
まとめ
今回の施工では、使わなくなったワードローブを、収納棚・全身鏡・スツール2脚の合計4点へリメイクしました。
元の家具の木材やデザインを活かしながら、新しい木材を自然に組み合わせることで、まるで最初からセット家具だったかのような統一感のある仕上がりになっています。
OJIKI工房では、「もう使わないから処分する」のではなく、「これからも使い続けられる家具へ生まれ変わらせる」というリメイクをご提案しています。
思い出の家具を次の世代へ受け継ぎたい方や、ライフスタイルに合わせて家具を作り替えたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。一つひとつの家具に込められた思いを大切にしながら、これからも長く使える家具へ丁寧にリメイクいたします。
電話:046-204-5592(平日9:00〜18:00)
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《OJIKI工房とは?》
自然の木を切り出した無垢の木材を使用した家具や建具などの製造販売をしているOJIKI工房は、オーダーメイドだけでなく、使われなくなった家具や、年季が入った建具、現代の生活では使いにくくなった造作物などのリメイクも行っています。リメイクでは、デザインや機能性などについてお客様のご要望をお伺いしたうえで製作しているため、多くのお客様から喜びの言葉をいただいております。
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