2024/12/28 16:55
タモ材でデザインする店舗用家具・造作材のオーダーメイド
家具・建具・造作のオーダー・リメイク・修理/メンテナンス【OJIKI工房】
東京都品川区に新しくオープンしたカフェの店舗のお客様からいただいた、客席用テーブル・チェア、接客カウンター、ディスプレイなどの各種造作材のご注文についてご紹介いたします。
🔸目次
1. タモ材を中心にデザインしたカフェの店舗家具
2. 客席をつくるテーブル&チェア
3. お店の中心となる接客カウンター
4. コーヒー豆を見せながら収納する大型什器
5. 商品を見やすく並べる円形ディスプレイ棚
1. タモ材を中心にデザインしたカフェの店舗家具
今回製作したのは、新しくオープンするカフェで使用する家具・店舗什器一式です。
客席からカウンター、壁面収納、ディスプレイ什器まで、それぞれ形や用途は大きく異なりますので、空間全体をつなぐ素材として、主にタモ材を使用しました。
タモ材は木目がはっきりとしており、木の自然な表情を感じやすい樹種です。明るく仕上げればナチュラルで親しみやすく、濃い色に仕上げれば落ち着いた印象にもできます。
今回の店舗では、木という共通点を持たせながら、客席は明るくやわらかく、収納・ディスプレイ什器は少し落ち着いた印象に。用途や場所に応じて塗装や仕上げ方を変えました。店舗全体の雰囲気を考えながら家具や造作をつくれることもオーダーメイドの良さです。
2. 客席をつくるテーブル&チェア
窓際の客席には、木の表情を活かしたシンプルなテーブルを配置しています。大きな窓から入る自然光と明るい木目の相性がよく、店内に温かみのある雰囲気をつくっています。
カフェのテーブルは、デザインだけでなく、以下のようなポイントも大切です。
・お客様が座ったときの使いやすさ
・椅子を引くためのスペース
・スタッフが移動する通路
・客席数とのバランス
など
今回のように店舗に合わせて製作することで、限られた空間の中でも家具のサイズや配置を調整しやすくなります。写真では複数のテーブルが窓際に並んでいますが、木の天板を共通して使用することで、一つひとつが独立していても客席全体にまとまりが感じられます。
3. お店の中心となる接客カウンター
カフェの中でも特に存在感があるのが、大きな接客カウンターです。
天板には木の自然な表情を感じられる厚みのある材を使い、正面にも木を取り入れています。一方ですべてを木だけで仕上げるのではなく、正面には曲線を描く異素材を組み合わせ、直線と曲線が印象的なデザインに。
さらに正面には棚が設けられており、店舗で必要となる小物などを収納・配置できるようになっています。
接客カウンターは、お客様からよく見える「お店の顔」である一方、スタッフが毎日使用する作業場所でもあります。そのため、店舗家具では見た目と実用性の両方を考えた設計が大切になります。
4. コーヒー豆を見せながら収納する大型什器
今回の店舗の中でも、ひときわ目を引くのが壁面いっぱいに設置されたコーヒー豆の収納・ディスプレイ什器です。
縦方向に細かく区切られた収納が連続して並び、それぞれにコーヒー豆を入れられる構造になっています。単純な収納棚ではなく、商品そのものを店舗デザインの一部として見せる什器になっているのが特徴です。
上部まで伸びる縦のフレームは、天井の曲線に合わせるようにデザインされており、家具というより建築の一部のような存在感があります。
また、濃い色合いに仕上げることで、明るい木目を使った客席とは違った落ち着いた雰囲気に。コーヒー豆の色や質感とも馴染みやすく、専門店らしい印象をつくっています。
店舗什器をオーダーメイドする場合、このように「収納する」「見せる」「空間を演出する」役割を一つにまとめることもできます。
5. 商品を見やすく並べる円形ディスプレイ棚
店内には、販売商品を並べるための円形ディスプレイ棚も製作しました。
中央の一本の支柱を軸として、高さの異なる円形棚を複数配置したデザインです。四角い棚とは違って角がないため、周囲のさまざまな方向から商品を見ることができます。
また、店舗の入口付近に設置しても圧迫感が出にくく、人が周囲を移動しながら商品を眺めやすいのも、この形ならではの特徴です。
今回の店舗には直線的なテーブルやカウンターだけでなく、天井や大型什器などにも曲線が取り入れられています。
円形のディスプレイ棚を加えることで、そうした店舗全体のデザインとも自然につながる什器になりました。
今回製作した主な店舗家具・什器
| 製作したもの | 特徴・役割 |
|---|---|
| 客席用テーブル&チェア | 明るい木の表情を活かし、落ち着いて過ごせる客席を構成 |
| 接客カウンター | 木と曲線的な異素材を組み合わせた、店舗の中心となる什器 |
| コーヒー豆収納ディスプレイ | 豆を収納しながら商品として見せられる大型壁面什器 |
| 円形ディスプレイ棚 | 販売商品を多方向から見やすく陳列できる什器 |
| その他の造作材 | 店舗全体のデザインや用途に合わせて製作 |
まとめ
今回は、東京都品川区に新しくオープンしたカフェの店舗家具・什器のオーダーメイド事例をご紹介しました。客席用テーブル&チェア、接客カウンター、コーヒー豆の収納ディスプレイ、販売商品の円形ディスプレイ棚など、用途の異なる家具や造作を店舗に合わせて製作しています。
今回のポイントは、家具を一つずつ考えるのではなく、タモ材を中心とした素材選びや色、形のつながりを考えながら、店舗全体をひとつの空間としてまとめたことです。
店舗家具は、既製品を組み合わせる方法もあります。一方で、スペースに合うサイズが見つからなかったり、収納量や商品の見せ方、店舗のデザインに合わせたい場合には、オーダーメイドという方法もあります。
OJIKI工房では、テーブルやカウンターといった単体の家具だけでなく、店舗の収納棚・商品ディスプレイ・大型什器・造作家具など、空間や用途に合わせた製作も行っています。
「お店の雰囲気に合う家具をつくりたい」「既製品ではサイズや使い勝手が合わない」「複数の什器に統一感を持たせたい」といった場合にも、店舗の使い方やデザインに合わせて製作することが出来ますので、お気軽にお問い合わせください。
メール:お問い合わせページ
《OJIKI工房とは?》
自然の木を切り出した無垢の木材を使用した家具や建具などの製造販売をしているOJIKI工房は、オーダーメイドだけでなく、使われなくなった家具や、年季が入った建具、現代の生活では使いにくくなった造作物などのリメイクも行っています。リメイクでは、デザインや機能性などについてお客様のご要望をお伺いしたうえで製作しているため、多くのお客様から喜びの言葉をいただいております。
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