2026/07/12 12:03
長年愛用してきた「ダイニングテーブルの傷や塗装の剥がれ」や、「お気に入りの椅子のガタつき」。
「そろそろ寿命かな……」と思ったとき、頭をよぎるのは「買い換えて新品を購入orオーダーするか」それとも「修理をしてさらに長く使い続けるか」という選択肢ではないでしょうか。
それが思い出の詰まった家具や、現在では手に入らない品質の家具だった場合、かなり悩みますよね。
「修理するといくらかかるんだろう…」
「結局、新しく買った方が安いのかな?」
「とりあえず応急処置で、格安修理にしようかな?」
「まだまだ使いたいから修理したいけど、しっかりやってくれるか心配・・・」
など
この記事では、このようなお悩みの方の参考にしていただけるよう、
「買い替え」と「修理」の違いについて、できるだけ分かりやすくご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。
🔸目次
1. ケース1:家具を「新しい家具に買い替える」
2. ケース2:家具を「修理して使い続ける」
3. 家具の「部分補修」が適しているケース
4. 迷ったらプロに相談する方法もオススメ
5. OJIKI工房が大切にしている家具修理
1. ケース1:家具を「新しい家具に買い替える」
修理には多くのメリットがありますが、すべてのケースで修理が最適というわけではありません。
長く使ってきた家具だからこそ、これからの暮らしを考えて、新しい家具へ買い替えた方が満足度が高くなる場合もあります。
◯暮らし方が大きく変わり、家具に求める役割が変わった場合
例えば以下ような場合は、今の家具を修理して使い続けるよりも、現在の暮らしに合わせた家具へ買い替えた方が、毎日の使い勝手が大きく向上することがあります。
・お子様が独立して夫婦二人暮らしになった
・家族構成が変わり、テーブルや収納の大きさが合わなくなった
・リフォームや新築をきっかけに、インテリア全体を見直したい
など
◯「これから先20年」を見据えて家具を選びたい場合
15年、20年と使ってきた家具を修理するか迷われる方の中には、「どうせお金をかけるなら、この先も長く使える家具にしたい」と考えられる方も少なくありません。
そのような場合は、修理費用と新規製作・購入費用を比較しながら、耐久性や使い勝手、デザインまで含めて検討するのがおすすめです
特にサイズや収納量、木材の種類などにこだわりたい場合は、オーダーメイドという選択肢も視野に入れることで、今の暮らしに本当に合った家具を手に入れることができます。
◯家具そのものに思い入れがない場合
修理の価値は、家具そのものへの愛着や、これからも使い続けたいという気持ちがあってこそ高まります。
もし、以下のような場合であれば、修理に費用をかけるよりも、新しい家具へ買い替えた方が満足度が高くなるケースもあります。
・特に思い入れはない
・今の家具に使いにくさを感じている
・デザインも一新したい
など
2. ケース2:家具を「修理して使い続ける」
長年使ってきた家具は、傷や汚れが増えていても、適切な修理やメンテナンスを行うことで、これから先も長く使い続けられることが少なくありません。特に無垢材やしっかりと作られた家具は、新品同様の美しさや使い心地を取り戻せるケースも多くあります。
◯今の家具の使い心地に大きな不満がない場合
例えば以下のような場合は、修理や再塗装を行うことで、買い替え以上の満足感を得られることがあります。
・サイズや高さが今の暮らしに合っている
・木の質感やデザインが気に入っている
・「傷んだから替えたい」のではなく、「きれいにして使い続けたい」
など
◯愛着や思い出のある家具を大切にしたい場合
長年家族と過ごしてきたダイニングテーブルや、ご両親から譲り受けた家具などは、お金では測れない価値があります。
多少費用がかかったとしても、「これからもこの家具を使い続けたい」という気持ちがあるのであれば、修理は十分に価値のある選択肢です。
◯今では手に入りにくい品質の家具である場合
昔の家具には、現在では入手しにくい良質な無垢材や、手間をかけて作られたものも多くあります。同じ品質の家具を新たに購入しようとすると、想像以上に高額になることも珍しくありません。
そのため、構造がしっかりしている家具であれば、修理や再生を行って使い続けた方が、結果的にコストパフォーマンスが高くなるケースもあります。
◯買い替える理由が「古く見える」だけの場合
長年使った家具は、塗装の劣化や細かな傷によって、実際以上に古く見えてしまうことがあります。しかし、表面を削って再塗装したり、ぐらつきを直したりすることで、見違えるほどきれいになるケースも少なくありません。
「まだ使えるのに、見た目だけで買い替えようか迷っている」という場合は、一度修理が可能かどうか相談してみる価値がありますので、OJIKI工房のような木工技術のある工房にご連絡されることをお勧めします。
買い替えと修理の比較
| 判断ポイント | 修理がおすすめ | 買い替えがおすすめ |
|---|---|---|
| 暮らしとの相性 | 現在のサイズや使い勝手に満足している | 家族構成やライフスタイルが変わり、サイズや用途が合わなくなった |
| 家具への思い入れ | 長年使った愛着のある家具や思い出のある家具 | 思い入れは少なく、新しいデザインや機能を取り入れたい |
| 家具の品質 | 無垢材やしっかりした造りで、まだ十分使える家具 | 現在の暮らしに合わせて、新たな家具を選びたい |
| 気になる点 | 傷・汚れ・塗装の劣化・ぐらつきなどが主な悩み | 収納不足やサイズ不足、デザイン変更など機能面も見直したい |
| これからの考え方 | お気に入りの家具を、この先も長く使い続けたい | 今後20年を見据えて、新しい家具に投資したい |
| おすすめの選択 | 修理・再塗装・メンテナンスを検討する | 既製品またはオーダーメイドで新しい家具を検討する |
3. 家具の「部分補修」が適しているケース
家具修理には、家具全体を再生する修理だけでなく、気になる部分だけを直す「部分補修」という方法もあります。
例えば以下のような場合は、部分補修が適しているケースも少なくありません。
・「まだ使えるけれど、この傷だけ何とかしたい」
・「ぐらつきを直して、あと数年使えれば十分」
など
◎一般的な部分補修の例
・傷やへこみがある部分だけを補修する
・一部だけ剥がれた塗装を補修する
・壊れた部品だけを交換する
・テーブルや椅子の脚をカット・調整してガタつきを改善する
・緩んだ接合部を締め直してぐらつきを解消する
など
部分補修は、必要な箇所だけを施工するため、比較的短時間・低コストで対応できることが大きなメリットです。
「そこまで大掛かりな修理は必要ないかもしれない」と感じている場合は、まず木工職人に相談し、部分補修で対応できるか確認してみるとよいでしょう。
わかりやすく表にまとめてみました。
| 比較項目 | 部分補修 | 本格修理・再生 |
|---|---|---|
| 目的 | 気になる不具合だけを改善し、今後も使いやすくする | 家具全体を見直し、長く使い続けられる状態へ再生する |
| 作業内容 | ・傷やへこみの補修 ・部分的な塗装補修 ・部品交換 ・脚の調整・ガタつき改善 | ・家具全体の点検 ・全面再塗装 ・接合部や構造の補強・修理 ・必要に応じた部材交換・再組立て |
| 施工範囲 | 気になる箇所のみ | 家具全体 |
| 費用・期間 | 比較的リーズナブルで短期間 | 作業内容に応じて費用・期間はかかるが、家具全体を再生できる |
| おすすめのケース | ・傷だけ直したい ・ぐらつきだけ改善したい ・あと数年使えれば十分 | ・長年の傷や汚れをリセットしたい ・購入時の美しさをできるだけ取り戻したい ・これから先10~20年以上使い続けたい |
| 向いている人 | 現在の不具合だけを解消したい方 | 大切な家具を次の世代まで長く使いたい方 |
私たちのOJIKi工房のスタッフは、お客様のご希望や家具の状態を確認したうえで、部分補修で十分なのか、本格的な修理が必要なのかも含めてご提案しています。
お気軽にご連絡ください。
4. 迷ったらプロに相談する方法もオススメ
「修理した方がいいのか、それとも買い替えた方がいいのか分からない。」
実際にご相談いただくお客様の多くが、このようなお悩みをお持ちです。
家具は一つひとつ、材質や構造、使われてきた年数、ご家族との思い出、これからの暮らし方まで異なります。そのため、「古いから修理」「壊れたから買い替え」と一概に判断できるものではありません。
私たちOJIKI工房では、無理に修理をおすすめすることはありません。家具の状態やお客様のご希望をしっかりお伺いしたうえで、お客様にとって最適な方法をご提案しています。
(1)修理・メンテナンスをご提案することが多いケース
次のような家具は、修理やメンテナンスによって、これから先も長く使い続けられるケースが多くあります。
・ご家族から受け継いだ思い出のある家具
・オーダーメイドで製作した家具
・無垢材を使用した質の高い家具
・アンティーク家具やヴィンテージ家具
・現在の暮らしやお部屋のサイズにぴったり合っている家具
・傷や塗装の劣化はあるものの、構造はしっかりしている家具
など
これらの家具は、新しく買い替えるよりも、修理やメンテナンスを行うことで、本来の美しさや使い心地を取り戻し、さらに10年、20年と使い続けられる可能性があります。
(2)買い替え・リメイク・オーダーメイドをご提案することが多いケース
一方で、修理にこだわらず、新しい家具をご提案した方が、お客様にとって良い結果になる場合もあります。
・家具の構造が大きく損傷しており、安全に復元することが難しい場合
・木部の腐食や劣化が進み、修理よりも新規製作の方が適している場合
・修理費用が新品購入と大きく変わらない場合
・現在の暮らしにサイズや使い勝手が合わなくなっている場合
・「思い出は残したいけれど、そのままでは使いにくい」という場合
など
このようなケースでは、家具を小さく作り替えるリメイクや、新しい暮らしに合わせたオーダーメイド家具なども含めて、ご希望に沿った方法をご提案しています。
◎大切なのは「修理すること」ではなく、「これからも満足して使えること」
私たちが目指しているのは、修理やオーダーメイドをつくること自体ではありません。
お客様がこれから先も、その家具と心地よく暮らしていけることです。
そのために、修理が最適であれば修理を、買い替えが最適であれば買い替えを、そしてリメイクやオーダーメイドが最適であれば、その方法をご提案します。「修理した方がいいのかな」「買い替えた方がいいのかな」と迷ったときこそ、一度プロに相談してみることが、後悔しない家具選びへの近道です。
5. OJIKI工房が大切にしている家具修理
OJIKI工房の修理・リペア・メンテナンス・リメイクとは?
私たちOJIKI工房が施している修理は、家具そのものだけでなく、家具のある空間を含めた「お客様の生活環境全体」を確認させていただいております。
その理由は、「家具を直す」のではなく、「家具の価値と、家具を使っているお客様の未来へつなぐ」という考え方で家具と向き合っているためです。
①家具の状態の確認
まず初めに、家具の状態を細かく点検し、必要に応じた修理や修復を行ないます。
・グラつき
・接合部の状態
・木部の割れや劣化
・塗装の傷や剥がれ
・金具や取手の状態
など
②修理・リペア・メンテナンス・リメイクのご提案
点検後、修理や補修の内容、およびお見積り金額をご提示し、お客様にご納得いただいた上で、作業を行なっています。
(例)
・テーブルの天板などの全面研磨
・劣化した木地の補修と調整
・木目を活かした補修
・家具の全面再塗装
など
そのため作業時間も材料も多く必要になりますが、その分、家具本来の美しさや使い心地を取り戻すことができます。
一度は役目を終えそうになった家具が、職人の「磨き直し」と「再塗装」によって、より深みを増した姿でリビングに戻ってくる。
その感動は、家具再生ならではの贅沢とも言えるでしょう。
まとめ
これまでお伝えしてきた通り、すべての方や、すべての木製家具が修理をすることが適しているわけではありません。
また一方、家具工房職人による修理は、高い技術と知見によって施しているため、それ相応の時間とお金がかかってしまうのは紛れもない事実です。
私たちOJIKI工房は、
単に家具を修理するだけでなく、
お客様が長年使ってきた愛着のある家具や、ご家族から受け継いだ家具、大切な思い出が詰まった家具を、
これから先も一緒に生活を共にし、安心して長く使い続けるためのお手伝いを行なっていきます。
「この家具はまだ使えるのだろうか」
「修理する価値があるのか知りたい」
そんなお悩みをお持ちでしたら、まずはお気軽にOJIKI工房までご相談ください。
詳しいご相談・お見積もりは、LINE公式、電話、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
電話:046-204-5592(平日9:00〜18:00)
LINE:オジキ工房公式アカウント
メール:お問い合わせページ
《OJIKI工房とは?》
OJIKI工房は、自然の木を切り出した無垢の木材を使用した家具や建具などの製造販売をしています。
当社オリジナル商品の販売だけでなく、オーダーメイドや、使われなくなった家具や、年季が入った建具、現代の生活では使いにくくなった造作物などの修理・メンテナンスとリメイクも行っています。リメイクや修理・メンテナンスでは、デザインや機能性などについてお客様のご要望をお伺いしたうえで製作しているため、多くのお客様から喜びの言葉をいただいております。
《OJIKI工房とは?》


